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令和6年度城下町杵築散策とひいなめぐり 「ひいなめぐり俳句大賞2024」 入選者発表!!
2025-04-22
重要NEW
応募総数185句から優秀作品を発表!
2024年度城下町杵築散策とひいなめぐり開催期間中に行われた【ひいなめぐり俳句大賞】に沢山のご投句いただき、誠にありがとうございました。

応募総数185区の中から、見事受賞した句を選者・溝口独妙先生の講評とともに発表いたします。

【子供の部】最優秀賞
【講評】
大好きなおかあさん。そのおかあさんの顔がお雛様とそっくりだというお子さん。
お子さんに褒められ母冥利に尽きる秀句です。
【子供の部】優秀賞
【講評】
ご両親に手を引かれ一家族連れ立って「ひいなめぐり」をされている姿です。お子さんの喜びの溢れた秀句です。
俳句を沢山作って下さいね。
【大人の部】最優秀賞
【講評】
下五の「乙女かな」に感服。九十二歳の養徳寺の方で、今年を最後になさるとか。その方の雛への愛情に対する誉め言葉として「乙女」が閃いたのでしょう。
作者の愛と尊厳の溢れた秀句ですね!!
【大人の部】優秀賞
【講評】
杵築市の「ひいなめぐり」の素晴らしさをまとめた秀句ですね!!過去の歴史(城下町)、未来への夢(和服の町・小京都)を紡いで行くのがこの「ひいなめぐり」の行事ですよね。飾られている雛の徳意顔が浮かんで来ます。
【大人の部】ひいなめぐり賞
【講評】
今年(巳年)にしか作れない句です。巳の玩具を添えた方の意匠にも感服ですが、そこに敏感に反応した作者の感受性にも感服です。
十二年に一度の巳年を鋭く上手にとらえた秀句ですね。
【大人の部】佳作
【講評】杵築市の「ひいなめぐり」に感動し魅せられた方の喜びの句ですね。裏返せば、それ程「ひいなめぐり」の行事がすばらしいという事の証明です。素直の心の吐露に心惹かれる秀句です。
【講評】下五の「迎え雛」がいいです。首を長くして待っている雛たちの姿が浮かびます。また待っている場所も旧邸・寺・店と具体的にで、迎えて下さる人々の笑顔も浮かびます。城下町の雛・人々・町全体の盛り上がりを感じます。
【講評】旧家の梁は大きく、天井の高い、広々とした蔵に内裏雛が質素に置かれている。その対比がすばらしいです。京都から持ち帰ったであろう高価な内裏雛と薄暗い徒広い蔵の雰囲気とがぴったり合っています。
【講評】マップを手に坂道を上り下りしながら「ひいなめぐり」をしている人々の楽しそうな姿が浮かびます。城下町の特色の一つ坂道を素直に捉えている所がいいです。坂道の上り下りは大変でしょうが、そこが良い所です。
【講評】「開けて」は障子か襖を開けたのでしょう。古雛を飾っている部屋からゆかしき狭庭をも見せてくれる大邸宅。古雛のすばらしさは勿論のこと、上品な庭の佇まい、海の広がる眺望の良さは杵築ならではの景色ですね。
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