町と歴史:観る・知る





JR杵築駅観光案内所には、杵築の様々なパンフレットを設置している。
杵築城や武家屋敷までのアクセス方法や所要時間は
案内所のスタッフへお気軽にお尋ね下さい。

JR杵築駅から 杵築の観光をされるお客様は
まずは是非、JR杵築駅観光案内所へどうぞ。


information
JR杵築駅観光案内所
〒873-0015
大分県杵築市大字八坂野添1987
TEL :0978-97-2360
営業時間

9:00~16:30






酒屋の引き戸を引いた途端、酒麹の薫りが漂ってくる。ひんやりとした空気、古い日本家屋独特の澄み切った気が行きわたる。130年続く酒蔵は杵築市の指定有形文化財にも指定されていて、蔵の中には24時間クラッシック音楽が流れている。

また、創業当時からこの地で湧き続けている仕込み水は蔵の生命でもあり、地下200mから湧き出すまさに六郷満山の御霊水。名水湧く所に銘酒ありといわれるように、水そのものも最高金賞に輝いている。水が命ならば米も命と地元米にこだわり、生産農家のもとにもたびたび足を運び、米作りから見守って来た。その米と水、そして米麹だけでつくられた純米酒の味わいにこの蔵の姿が浮かび上がる。

大分県でも名の通ったこの蔵の杜氏のもとで仕込まれ、6代目を継いだ中野淳之さん。絞りたての風味を逃したくないからと、一手間二手間余計に手は取るけれど直接瓶詰を行うようになった。

看板ブランドの「智恵美人」は創業の明治から大正、昭和、平成と守り抜いてきた銘柄で、名前は初代の女将さん“智恵さん”から取ったもの。最近では、純米吟醸酒が「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」で金賞を受賞。酒蔵見学では仕込み水の試飲もでき、蔵の入り口は売店にもなってて、清酒のほか、地元産の原料にこだわった焼酎やリキュール類も揃っている。


information
中野酒造
〒873-0002
大分県杵築市大字南杵築2487-1
TEL:0978-62-2109




「重光葵(しげみつまもる)」の名前は戦中前後の日本史に永遠に残る名前である。昭和の動乱期に外務大臣を務め、終戦後、アメリカ戦艦ミズーリ号船上で『ポツダム宣言』受諾の降伏文書に記したその名前こそが「重光葵」。

明治20年(1887)に大野郡三重町(現豊後大野市)に士族の次男として生まれ、3歳の時に父の実家の杵築に移住。杵築高等小学校、首席で卒業した旧制杵築中学と少年期のほとんどを杵築で過ごした。
努力家で蔵の2階で勉強に励んだという屋敷が今でも残り、「無迹庵(むせきあん)」と名付けられ、遺品や写真の数々が展示されている。名前の「誇れるような足跡や実績がない」というその意味には、重光の謙虚な思いが込められている。
その後、熊本の第五高等学校から東京帝国大学独法科を卒業、外務省へ。ドイツ、イギリス、アメリカなど主要国の外交官として活躍、戦後は鳩山内閣の副総理と外務大臣を兼任するほどの国策においても外交においても要となる重責を負った。中でも日ソ国交回復や国連加盟における重光の功績は大きい。
 


information
重光家
〒873-0014
大分県杵築市大字本庄893-1
TEL:0978-62-5556
営業時間9:00~17:00(入場は16:30まで) 
定休日年末年始 
入場料個人:一般 100円/小・中学生 50円
 団体(30人以上):一般 80円/小・中学生 40円
 ※共通観覧券対応施設








別府湾から伊予灘へと延びる豊かな海。眺望の美しい海岸線が続く杵築の海は、海水浴やキャンプはもちろん、ウェイクボードやジェットスキーといった人気のマリンスポーツが楽しめる。

中でも守江湾に突き出た半島全体がマリンスポーツのベースキャンプとなっているのが住吉浜リゾートパーク。海に囲まれた40万㎡という広大な敷地内には、ゴルフコースのほか、ブライダル施設、温泉施設が整っている。また、全室オーシャンビュー、完全バリアフリーが施されたマリンホテルが併設されていて、体の不自由な方も快適なステイが楽しめる。

「スポーツ&アクティビティ」のテーマ通り、楽しめるマリンスポーツの数は20種類近くある。テニスなどのフィールドスポーツやバスケ、バレー、ソフトボールなどアミューズメントスポーツ、他にも多目的グラウンドや体育館が整備されていることもあり、レクリエーションや研修目的で利用することも多い。道具や装備もレンタルでき、スクールも開催されている。  


information
住吉浜リゾートパーク
〒873-0033
大分県杵築市守江1165-2
TEL:0978-63-9116
営業時間 8:00~18:00
入場料 無料





まず、間違って覚えてほしくないのがこの呼び方。正しくは「なだ・かりしゅく」。伊予灘に面して南北約2kmに及ぶ美しい白砂と見事なクロマツの老木が並ぶ白砂青松、風光明媚な海岸線。日本の白砂青松100選にも選ばれている。環境省の快水浴場百選にも選ばれ、夏は多くの海水浴客でにぎわっている。

美しい海岸線は、カブトガニの生息する守江湾の干潟にも続いている。海岸線のほぼ中央には天平元年(729年)に創建されたと伝えられる八幡奈多宮がある。ここは宇佐神宮始め、国東の六郷満山と非常に深いつながりがあり、その証ともいえる宇佐神宮の旧ご神体とされる木造僧形八幡神坐像と木造女神坐像2体の計3体が収蔵され、これらは国の重要文化財にも指定されている。また、これより300m沖合には、厳島、あるいは市杵島(いちきじま・いきしま)と呼ばれる離れ岩があるが、これは奈多八幡宮の元宮であり、小さな鳥居まで設けられている。